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執筆者の写真Masa

ダイビングライセンス(PADIオープンウォーターダイバーコース)

ダイビングライセンス

ダイビングを始めてみようと思い、調べられた際にCカードやオープンウォーターダイバーなどの様々なキーワードが出てくると思います。

今回はオープンウォーターダイバーコースでは、どんなことを学ぶのかについて書いていこうと思います。


その前にライセンスの種類について簡単にですがご説明していこうと思います。

当店はPADIの認定ショップになりますので、PADIのライセンス、講習内容になります。


レクリエーションダイビングのライセンスでは、はじめにオープンウォーターダイバー(OWD)から取得していくのが一般的になってきます。

そしてステップアップのアドバンスドオープンウォーターダイバー(AOW)やレスキューダイバー(RED)、アマチュア最高峰レベルのマスタースクーバーダイバー(MSD)へと遊びながらステップアップしていきます。

Cカードとは、認定書になりライセンスごとに発行されていきます。また専門的な遊び方を学ぶスペシャリティコース(SP)でも発行されます。

ダイビングの際には、そのCカードとダイビング経験を示すログブックの提示が必要になります。


ライセンスの認定を受けるとインストラクターやガイドがいなくても、バディ同士でのダイビングが楽しめるようになりますが、日本ではインストラクターや現地ガイドを付けて楽しむのが一般的になります。

その為、スキルアップやダイビングに慣れるまでは、ライセンスを取得したショップでダイビングを続けていく方が多いです。


ダイビングのライセンス(Cカード)は更新がないので、一度取得すれば生涯有効になります。しかし、ダイビングはやらないと忘れてしまう遊びになるので、期間が空いてしまって久しぶりの方はプールや穏やかな海況の海でのリフレッシュコースからのご受講をおすすめいたします。


PADIオープンウォーターダイバーコース

オープンウォーターダイバーは認定を受けると水深18mまでの海でダイビングを楽しむことができるようになります。

このコースでは、学科講習・限定水域(プール)講習・海洋講習の3つで構成されています。

取得期間は平均して3日間~4日間ほどで取得できます。日程に関しては、ショップさんによって異なります。


1.「学科講習」

学科講習では、ダイビングに必要な基礎知識を学習していきます。

当店では、紙のテキストまたはeラーニングでご受講が可能になります。全部で5つのセクションに分かれており、自宅学習での予習になります。自宅での学習なので、ご自身のペースに合わせて進めていくことが可能です。

紙のテキストの場合は、各セクションのミニクイズ(クイックリビュー)がありますので、お店またはご都合の良い場所での約2時間の対面座学が必要になります。


そして最後に確認テストを行なっていきますが、紙のテキストの場合は50問中38問以上の正解でクリアになり、eラーニングの場合はデバイスでの50問中38問以上の正解と紙での25問中19問以上の正解でクリアになります。


オープンウォーターダイバーコースは10歳からご受講が可能になりますので、決して難しい問題ではありません。ご安心ください。


2.「限定水域講習」

限定水域講習とは、足が付く深さからダイビングの基礎を練習していきます。当店では、千葉県にあるダイビング専用プールを使用し行っていきます。

プールでは、水深1m前後の足が付く深さと水深5mの深場で練習をしていきます。

講習時間は休憩をしながら、約5時間~6時間ほどになります。


ダイビングは器材に頼って遊んでいく為、始めに器材のセッティングの仕方、片付けの仕方からスタートしていきます。

足が付く深さで、呼吸の練習やレギュレーター(呼吸器)が外れてしまったときの対処法、マスクに水が入ってしまったときの対処法など、いざというときのスキルを主に練習していきます。

そして、耳抜きや泳ぎ方の練習もしていきます。

ダイビングでは、中性浮力という浮きも沈みもしない浮力が大事になっていく為、この中性浮力をたくさん練習していきます。


3.「海洋講習」

海洋講習では、2日間で4回のダイビングをしていきます。日帰りでのご参加でも宿泊でのご参加でも可能になります。

実際の海にて限定水域講習で練習したスキルを4回のダイビングに分けて練習していきます。

ダイブ1では、レギュレーターが外れてしまったときの対処法レギュレーターのリカバリーやマスクの半分に水を入れてのクリア、中性浮力・泳ぎ方を練習していきます。

もちろんセッティングや潜降や浮上の練習もしていきます。


ダイブ2では、マスクの全部に水を入れてのクリアや空気がなくなってしまったときにバディから空気をもらう対処法オクトパスの使用、中性浮力・泳ぎ方の練習をしていきます。


ダイブ3では、マスクが外れてしまったときの対処法マスク脱着や中性浮力・泳ぎ方の練習をしていきます。


ダイブ4では、今までの復習と潜水計画からみんなで計画し、水中世界を楽しんできます。

それぞれのダイブの中で、生物の観察やコンパスの使い方、ハンドシグナルや足がつってしまったときの対処法、バディが近くにおらず空気がなくなってしまったときの対象法なども練習していきます。


上記に記載させていただいたスキル等は、あくまでも一部になります。


お申込から学科講習・限定水域講習・海洋講習を得て、オープンウォーターダイバーの認定になります。

ライセンス講習とは言え、ダイビングは遊びの一環になりますので無理せず、水中世界を楽しみながらご受講いただければと思います。


当店では、みなさんのご都合に合わせたフリースケジュール制、講習時は4名までの少人数制で行なっています。

詳しくは、お気軽にお問合せくださいませ。

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